【徹底比較】ネスプレッソのオリジナルとヴァーチュオの違い!どっちがおいしい?

ネスプレッソには、オリジナルとヴァーチュオの2つのマシンがありますが、どっちを買えばいいか迷う方もいると思います。オリジナルとヴァーチュオではカプセルが違うので注意が必要です。
オリジナルとヴァーチュオでは、抽出方法や味わいは全く違うので、両方のマシンを持っている私が比較します。
この記事を読むことで、自分に合うマシンがどちらかわかるので、間違って買わないように最後まで読んでみてください。
オリジナルがおすすめの方
・本格的なエスプレッソが飲みたい方
・初心者でもエスプレッソを楽しみたい方
・アレンジレシピをしたい方
ヴァーチュオがおすすめの方
・今までにないコーヒー体験をしたい方
・香り高いコーヒーが好きな方
・いろんなカップサイズで楽しみたい方
マシン比較
モデルによって性能や価格などは違いますが、今回紹介するマシンを比較すると以下のとおりです。
マシン | ![]() イニッシア | ![]() ネクスト |
マシンの価格 | 17,600円 | 23,100円 |
サイズ | 幅:約12.0㎝ 奥行:約32.1㎝ 高さ:約23.0㎝ | 幅:約14.2㎝ 奥行:約42.9㎝ 高さ:約31.4㎝ |
重量 | 約2.4㎝ | 約4.0㎏ |
タンクの容量 | 約600mL | 約1100mL |
カラー | ブラック ルビーレッド | ホワイト マットブラック チェリーレッド |
トレイの調節 | 1段階 | 3段階 |
抽出量 | 2サイズ (約40mL・約110mL) | 5サイズ (40mL~535mL) |
抽出温度 | 約73℃ | 約65℃~約70℃ |
アプリ連携 | × | 〇 |

オリジナルはエスプレッソを抽出するマシンなので、タンクの容量が小さくて、トレイの調節も1段階で十分!
各マシンの最安モデル
- オリジナル
- 一番安いモデルは、17,600円のオリジナル イニッシアです。
- ヴァーチュオ
- 一番安いモデルは、19,800円のヴァーチュオ ポップです。
モデルが変わってもコーヒーの味わいは変わりなく、大きな違いはマシンの性能や大きさになります。
マシンが小さいのはオリジナル

オリジナルのマシンは非常にコンパクトです。A4用紙横1枚分なので、デスク周りに置いても邪魔になりません。

焙煎機のようなフォルムもお洒落で可愛いので、インテリアとしても置きたい!
アプリ連携できるヴァーチュオのメリット

ヴァーチュオはアプリと連携することで以下のことができます。
- コーヒーの温度と抽出量の変更
- カプセルの注文
- 湯垢洗浄アラート
- ファームウェアのアップデート
どのカプセル式コーヒーマシンでも、マシン内部に湯垢がたまるので湯垢洗浄が必要です。

湯垢洗浄をしないとコーヒーがぬるかったり出にくくなる。
ヴァーチュオの湯垢洗浄時期は、水の硬度や使用頻度によりますが、半年に1回するように勧められています。忘れてしまいがちな湯垢洗浄ですが、アプリと連携するとを湯垢洗浄時期をお知らせをしてくれます。
オリジナルのコーヒーの特徴
- 初心者でも本格的なエスプレッソが作れる
- 世界各国のエスプレッソを楽しめる
- アレンジレシピで楽しめる
初心者でも本格的なエスプレッソが作れる

エスプレッソマシンは、ちょっとした挽き目の違いや粉の量、抽出を止めるタイミングで味わいが変わるので技術が必要です。お手入れやメンテナンスも怠ると、コーヒーの味わいに影響したりマシンの故障に繋がります。
オリジナルは、コーヒー粉に19気圧の強い圧力をかけて抽出するエスプレッソマシンですが、カプセル式なので初心者でもボタン1つでおいしいエスプレッソを作れます。

旨味成分が良く出ていて、きめ細かい泡がクリーミーな口当たりで良い!
世界各地のエスプレッソを楽しめる

世界各地のコーヒー豆を使用し、コーヒー豆の種類や焙煎度のバランスも良く考えられています。

各地のコーヒーを表現しているエスプレッソは、香りや味わいの作り方が上手!
アレンジレシピで楽しめる

エスプレッソを使ったアレンジレシピは以下のとおり多数存在します。
- アメリカーノ
- エスプレッソ+お湯
- カフェラテ
- エスプレッソ+ミルク
- カプチーノ
- エスプレッソ+ミルク+ふわふわなミルク泡
- カフェモカ
- エスプレッソ+チョコレート+ミルク
- アフォガード
- エスプレッソ+バニラアイス

エスプレッソが作れれば、自宅でさまざまなカフェメニューを楽しめる!
ヴァーチュオのコーヒーの特徴
- 最先端の技術で抽出
- 香り高い濃厚なコーヒー
- 幅広いカップサイズ
最先端の技術で抽出

ヴァーチュオは、高速回転させながらコーヒーを抽出する遠心力抽出法(セントリフュージョン)を採用しています。

今までに見たことのない泡の量と濃厚なコーヒーは、エスプレッソと違う味わい!
カプセルの縁に付いたバーコードをマシンが読み取るので、以下の設定をせずボタン1つで抽出できます。
- カップサイズ
- 回転数
- 湯量
- 湯音
- 蒸らし時間
香り高い濃厚なコーヒー

柔らかい泡は、滑らかな口あたりにしてくれるだけではなく香りも豊か。この泡と濃厚なコーヒーを口に含んだ瞬間、口の中に香りが広がります。

まるでビールのような泡の量は新感覚コーヒー!
幅広いカップサイズ
サイズ | 抽出量 |
![]() | ![]() |
![]() | ![]() |
![]() | ![]() |
![]() | ![]() |
![]() | ![]() |
カプセルは5つのサイズがあり、約40mL~約535mLの大容量まで楽しめます。

抽出量が増えても味わいが薄くならず、豆の特徴が良く出ている!
カプセルの比較
オリジナルとヴァーチュオで、一番安いカプセルの価格は以下のとおりです。
カプセル | ![]() アルペジオ | ![]() アルティシオ |
1箱 | 972円 | 1,080円 |
杯数 | 10杯 | 10杯 |
1杯あたり | 約97円 | 約108円 |
30種類以上のカプセル
カプセルはどちらも30種類以上と豊富で、味わいや香りも幅広く揃っています。ブラックコーヒーの他に以下のコーヒーがあります。
- ミルクレシピ向きのカプセル
- アイスコーヒー向きのカプセル
- フレーバーコーヒー
- 期間限定のコーヒー
コスパが良い
定番カプセルの価格は以下のとおりです。
- オリジナル
- 約97円~約130円
- ヴァーチュオ
- 約108円~約243円
オリジナルは、量が少ないわりに価格が高いと感じるかもですが、お店のエスプレッソより安いです。ヴァーチュオは、コーヒーの容量が増えると価格も上がります。

コーヒーのおいしさと利便性を考えてもこの価格で飲めるのは安い!
使いやすさの比較
抽出口からトレイまでの高さ

- オリジナル
- 抽出量は約40mLと約110mLの2つのカップサイズなので、トレイの調節はそこまで必要ありません。トレイを上げればマグカップも置けます。
- ヴァーチュオ
- 抽出量は約40mL~約535mLの5つのカップサイズなので、トレイの調節は3段階まで調節可能です。

なるべく抽出口にカップを近づけて、抽出中のコーヒーの飛び散りを少なくしましょう!
ボタン1つで抽出

ボタン1つで以下のように抽出できます。
- オリジナル
- 40mLと110mLのどちらか選んで抽出。
- ヴァーチュオ
- マシンがバーコードを読み取って適したコーヒーを抽出。

抽出量や湯音などの細かい調節がないので、シンプルで初心者でも使いやすい!
マシンにゴミ箱内蔵

どちらのマシンも抽出後、以下のようにゴミ箱へ入ります。
- オリジナル
- レバーを持ち上げる
- ヴァーチュオ
- レバーを回して蓋を開ける

ゴミ箱があるので、抽出後のカプセルを触らなくて済む!
抽出後の液だれ

どちらもコーヒーを抽出後しばらく液だれがあります。なるべくトレイを汚したくない方は、カプセルをすぐに捨てたり、液だれが終わるまでカップをトレイから外さない方が良いです。
コードの長さ・太さ

どちらもコードの長さは約1.2mです。オリジナルの方がコードが細いので、コードを隠して部屋をスッキリ見せやすくなります。
抽出音

抽出音はどちらも約70dB~約75dBです。騒々しい事務所の中くらいの音の大きさに例えられるので、慣れるまではうるさく感じるかもしれません。また、夜間で同居人が寝ている際は、寝室を避けた方が良いです。

マシンの音には個性があって、個人的にはヴァーチュオのモーターっぽい音の方が不快感が少ないと感じた。
定期的なお手入れ

定期的なお手入れをする部品は以下のとおりです。
- トレイ
- ゴミ箱
- タンク

ヴァーチュオの方が部品の分解や取り付けは簡単でした!
まとめ

オリジナルとヴァーチュオでは味わいも性能も全く違うので、以下のことを考慮して購入すると良いです。
- オリジナル
- 本格的なエスプレッソが簡単に楽しめるマシン。初心者でも使いやすくて、エスプレッソを使ったさまざまなアレンジレシピも楽しめます。
- ヴァーチュオ
- 最先端の技術で抽出することで、香り高い泡と濃厚なコーヒーを楽しめるマシン。約40mL~約535mLの大容量のコーヒーまで楽しめます。