【初心者必見】最適なウォーターサーバーの選び方!アクアソムリエが徹底解説!
家庭やオフィスの必需品になったウォーターサーバーですが、種類が多くてどれを選べばいいか迷っていませんか?
便利なウォーターサーバーですが、多くの要素を考慮する必要があり、選び方を間違うとストレスを感じて解約を検討するケースもあります。
この記事では、初めて利用する方でも自分の生活スタイルに合ったウォーターサーバーが見つかるように解説します。
コーヒーをよく飲む方なら、コーヒー機能付きウォーターサーバーが手軽に飲めておすすめ。機能やデザインも優れています。
ウォーターサーバーの種類
サーバー | 宅配型 | 浄水型 |
---|---|---|
水 | ボトル | 水道 |
水質 | RO水・天然水 | 水道水を浄水 |
月額料金 | 高い | 安い |
ウォーターサーバーには宅配型と浄水型の2種類があります。
宅配型
配達されたボトルの水を使用します。水は天然水やRO水があり、水道水よりおいしさやミネラルが含まれています。
ボトルの管理が必要で、受け取りとセットの手間、使用済みボトルの保管をしなければいけないです。
浄水型
水道直結型と水道補充型があり、どちらも水道水を使用します。水道水に含まれる塩素をサーバー内で除去できるので、人体への影響やカルキ臭を感じなくなります。
かかるのは水道代なので、宅配型より価格が安いです。
サーバー | 水道直結型 | 水道水補充型 |
---|---|---|
水の補充 | なし | あり |
工事 | あり | なし |
設置場所の制限 | あり | なし |
水道直結型
水の補充がないのですぐ飲めます。水道の近くに設置する必要があり工事が必要です。賃貸でも工事は行えます。
水道水補充型
工事は不要で、ウォーターサーバーに水を注いで使用します。設置場所の制限もありません。
水の種類
水 | 天然水 | RO水 | 水道水を浄水 |
---|---|---|---|
原水 | 地下水 | ダムなど | ダムなど |
処理方法 | メーカーによる | 特殊フィルター | サーバー内で浄化 |
不純物 | 少ない | ほぼなし | 少ない |
ミネラル | 豊富 | なし or 人工的に添加 | あり |
味わい | ほのかな甘み | すっきり | ほのかな甘み |
価格 | 高い | 安い | 最安 |
メーカーよって独自の技術やアイデアがありますが、ここでは水の種類ごとの基本的な知識を紹介します。
おいしい水なら天然水!子育て中でも安心して飲みたいならRO水!コスパ重視なら水道水!
天然水
雨や雪解け水などが地下にゆっくり浸透したミネラルの豊富な水です。ミネラルが含まれていると、味わいもほのかな甘みやまろやかさがあります。
採水の困難さや処理方法の違いで価格は高めです。
RO水
RO膜といった特殊フィルターを使用することで、不純物はほぼなくなります。フィルターが強力で、ミネラルまで除去してしまうので添加するメーカーもあります。
無味無臭なのですっきりした味わいが特徴。赤ちゃんにはミネラルや不純物を含まないRO水が体への負担が少なく安全です。
水道水
日本の水道水は飲みやすいですが、塩素によって殺菌するのでカルキ臭や人体への影響が気になります。ウォーターサーバー内のフィルターに通すことで、不純物や塩素を除去できます。
天然水やRO水と比較すると圧倒的に安いのでコスパを優先したい方は水道水を利用したウォーターサーバーがおすすめ。
設置場所
床置き型はスペースを奪われますが、最近ではデザイン性に優れたウォーターサーバーもあり、お洒落なインテリアになります。
卓上型は床のスペースを取らず、台所やテーブルなどの上に手軽に置けます。置いても圧迫感がないコンパクトなウォーターサーバーを選びましょう。
ボトル収納
ボトルを上に置くタイプは、ボトル内の水の残量がわかりやすいです。ボトルを持ち上げるのに力が必要で女性やご高齢の方は不向き。
ボトルをウォーターサーバーの下に収納するタイプは、ボトルを隠せるのでスッキリした見た目。引き出しを開けてボトルを交換するので、引き出し周囲に物を置いておくと交換しにくいです。
ボトルのタイプ
ワンウェイボトルは使い捨てなので、潰してコンパクトにしペットボトルと同様に捨てれます。
リターナルボトルは再利用するので、ゴミの量を削減して環境を守る取り組みがされています。回収日まで保管するため、ボトルの保管にスペースを奪われます。
ボトル注文のノルマ
ボトル注文のノルマは、期間内に決まったボトル数を注文しないと追加費用がかかります。自分のペースで飲みたい方はノルマなしを選択しましょう。また、出張などで使用頻度に波がある場合は、配達をスキップできるメーカーを検討しましょう。
ほとんどのウォーターサーバーがボトル注文のノルマがあります。注文ノルマがあるウォーターサーバーはレンタル代がかからないケースも多いです。
毎月の使用量
水の使用量によって料金に大きく違いが出るので、毎月の使用料も考慮しましょう。
1人~2人暮らし
私たちの体は、性別や年齢、体格などによって異なりますが、1日約2500mLの水分を排出しています。排出された分は、食べ物や飲み物から約2500mL分の水分を摂取する必要があります。
1人暮らしの場合は、約1500mL以上を水で摂取、残りは食べ物から水分を摂取するのが目安です。1500mLの内、ウォーターサーバーからどのくらい水を使用するか考えましょう。
3人以上の家族
家族が3人以上になると水の使用量は当然多いです。ボトル注文の水を選ぶと、毎月のボトル代が非常に高くなります。
浄水型のウォーターサーバーなら月々の水の使用量が多くても価格は安いです。
会社・飲食店
会社や飲食店では、水の使用料が特に多いです。浄水型の中でも、水道直結型のウォーターサーバーにすると価格は更に安く抑えられます。水道水補充型を選ぶとウォーターサーバーに補充するのが手間になります。
水道水補充型をオフィスで使うと、誰かが補充しないとなので手間です。
機能性・安全性・デザイン
コーヒー機能付きウォーターサーバー
ウォーターサーバーとコーヒーマシンを別で持っている方は、コーヒー機能搭載のウォーターサーバーがあると台所スペースがスッキリします。コーヒーマシンをお持ちの方は選択肢に入れておきましょう。
自動クリーニング機能
ウォーターサーバーは塩素を含まない水を使っているので、菌が繁殖しやすいです。サーバー内洗浄キットを使って自分で洗浄しなければなりません。
自動クリーニング機能が備わったウォーターサーバーは、その手間を省いて安心して利用できます。
チャイルドロック
子供がいる場合は安全性が非常に重要です。子供がウォーターサーバーで遊んで火傷をしなように、チャイルドロック機能があるウォーターサーバーを選びましょう。
部屋に合ったデザイン
インテリアとして存在感あるお洒落なウォーターサーバーもあります。色や形、大きさを考慮して、自宅の空間やオフィスにフィットしたものを選びましょう。
サービス・メンテナンス
設置サービス
床置き型のウォーターサーバーは20㎏前後なので、男性であれば1人で設置される方もいますが、自分で設置が難しい時にはオプション料金がかかる可能性があります。
水道直結型のウォーターサーバーは、水道工事費がかかる可能性がありますが、多くの宅配型ウォーターサーバーは初期費用がかからないです。
宅配サービス
電話やWEB、定期配送など宅配サービスも様々です。仕事が多忙な方や不在がちの場合は、置き配が可能なメーカーを選ぶといいです。女性やご高齢の方は、対面受け取りでボトルの設置まで可能か確認しましょう。
水が急になくなった時や土日祝日の対応も重要なポイントです。
定期メンテナンス
ウォーターサーバーを衛生的に保つには、定期的にお手入れを心がける必要があります。サーバー内部のお手入れは難しいですが、専門スタッフがメンテナンスを無料で実施するメーカーもあります。
月額料金
購入費やレンタル代がかかりますが、レンタルは条件を満たせば無料になるケースもあります。
宅配型の場合にはボトル代がかかり、浄水型の場合には水道代がかかります。水道代は、1Lあたり約0.2円なのでボトル代に比べると圧倒的に安いです。
電気代がかかることも忘れないようにしましょう。
1日に必要な1500mLの水分も、浄水型なら1日の水代は1円にも満たないから安い!
解約金
契約期間前に解約すると、解約金が発生することが多いので契約内容を確認しましょう。
乗り換えキャンペーンを狙えば返金もあるので解約も安心です。
まとめ
ウォーターサーバーは様々な要素を考慮しながら選ぶ必要があります。今回の記事を読んで、生活スタイルに応じて選んでみてください。
コーヒー好きな方でウォーターサーバーに迷っていたら、コーヒー機能付きウォーターサーバーがおすすめです。性能もデザインも優れているので生活が快適になります。